前回のレポートVol4では、
前輪ブレーキの取り付けの様子を紹介しました。
去る吉日、
いよいよオーナーの手島氏へ生まれ変わったBLOUSONの引き渡しが行われました。
1980年半ば、ちょうどBLOUSONがデビューした頃、
手島氏は大学で生産デザインを学んでいました。
通学のための自転車を探していたところ、ひとめでこの自転車を気にいって購入し、
毎日の大学への道のりがとても楽しいものとなったそうです。
当時のその車体は手放してしまったものの、
最近、ネットオークションで状態が良好で当時と同じカラーのものをみつけ、
まよわず、ポチっ。
そのほかにも
BLOUSONが生まれた1980年代半ばの唐沢製作所の歴史ばなし、
サーボブレーキが生まれた経緯、
etc.
おはなしに花が咲きました。
現在の手島氏は群馬県に拠点を構える工業デザイナー。
オシャレな仕事場に引っ越したばかりで、そのアトリエの窓際にBLOUSONを置くとのお話を聞き、訪問させていただく日がとても楽しみになりました。
最後に試乗をして、ブレーキの感触をみんなで確かめて、、
からの、納車。
記念写真もパチリ。
全5話、
巨匠ジウジアーロデザイン
ブリヂストン『BLOUSON』のブレーキ交換レポート。
なんだか名残惜しくもありますが、これにて終了。
一件落着です。